【サラリッチの法則】NO13
N013 コスト削減法‐その2
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クビ宣告! 高卒ダメ社員が取締役になった年収倍増術
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☆☆ 転職、起業しなくたってサラリーマンでもリッチになれる!
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キャリアを積みたい、スキルアップしたい、給料も増やしたい
『でもやる場がない…』わかります、私も以前そうでした。
しかし、高卒ダメ社員の脱落サラリーマンが転職せずに取締役、
年収1000万を超えたのは理由があります。そのヒケツを余すこ
となくお伝えします。
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発行元;サラリッチの法則
発行人:サラリッチマスター 中村 一晴
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★普通のサラリーマンで年収を稼ぎたい方に年収を稼ぐ仕事術、★
★考え方を無料ではありえない情報を出し惜しみなくお伝えしま★
★す。また、部下をお持ちの役職者も日常ネタとして使えます。★
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●N013 コスト削減法‐その2
INDEX
■固定費を下げる方法
■コスト削減で年収をあげるには・・・
■編集後記
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■固定費を下げる方法
こんにちは、中村です。
あと数日で5月が終わってしまいます。早いものでもう1年の半分
です。
6月になるとちょうどサラリーマンはボーナス月になりますね。
うらやましい限りです。
さて、
2回に渡りコスト削減法をお届けしてきましたが、今回で最終回です。
今日はコスト削減の中でも【固定費を下げる】方法をお伝えしようと
思います。
固定費とは、字のごとく固定的にかかる経費です。
例えば人件費や事務所の家賃、光熱費などは何もしなくてもかかる
ります。
仮に売上がゼロであっても重くのしかかってきますから、固定費は
安いにこしたことはありません。
でもこの固定費も現状よりも下げようと思えば簡単に下がりますので
ご安心下さい。
しかし、変動費は1人の力でもコスト削減が可能ですが、固定費は
1人だけが意識しても下がりません。
社員全員が協力しないと下がらないのです。
なぜかと言うと、全員が無意識にやっていることが固定費になって
しまうのです。
これは、それぞれが【自分のお金】という感覚がないために、お金が
かかっているということを注意していないからです。
例えば、自分の家であれば、お母さんに注意されません?
『明るいうちから電気をつけるな!』
『トイレを電気はつけっぱなしにしないで』
『水が出しっぱなしになってるわよ』
ちなみに私はいつも怒られています・・・
これはお母さんが、無駄にお金を払いたくないという思いから注意
をするのです。
これが会社になると『このような視点で』見ている人はほとんど
いません。
だから、会社の場合は誰も指摘しないためにたくさんの無駄がある
のです。
ですから固定費を削減するためには『お母さん』の役割をする人を
決めることから始まります。
一人でやるのにはすぐモティベーションも下がってしまうので、何人
かでチームをつくって進めていきます。
ここから固定費を削減する手順をお伝えします。
1、まずお母さんの役割をする社員を決定し、チームをつくる
2、チームができたら、年間の固定費額を出し、ひとつひとつの項目
の割合を確認する
→どういうことかといえば、年間の固定費額が全部で1千万、人件費
が300万だとすれば300万/1千万ですから割合は30%とな
ります。
このように分析することをパレート分析と言います
3、2の分析をしたら、割合数が高いものから手をつけます
→割合が一番高いのはほとんどの会社の場合、人件費です。
会社を立て直す場合、人件費を下げるのはここに理由があるのです。
まぁ、ここでは会社を立て直すわけではないので人件費は抜かして
ください。
割合が高いものを減らすということは、それだけ全体への影響が多
くなります。
4、具体的な下げ方としては取引会社、支払い方法を変えることです。
→例えばガソリン代のようなものは、年間使用量が分かりますから
それ以外の会社に単価をさげてもらう交渉をすればいいでしょう。
携帯電話や交通費などは、現金払いよりもカードを使うことで安く
なるものもありますし、利用方法を変えるだけでも安くなりますよね?
飛行機、新幹線であればいろんな割引があります。
でも、各々勝手に買っている場合は、安く買うことを意識していない
ので通常料金で買っているものもたくさんあります。
5、使っていないのに負担しているものはないか確認する
→読んでいないのにとってる新聞、雑誌、必要ないのにある車など
あればあった方がいいものというのは、なくてもいいものだったりする
のです。
この辺もひとつひとつ確認すれば、不必要なものはたくさんあるです。
6、毎月かかる経費は月の目標、削減する為の方法を決定する
→電気、ガス、水道、電話などは前年度の平均額を確認し、目標を
いくらにするのか決定します。
例えば電話が毎月3万円かかっているとしたら2万5千円にしようと
目標を決める。
その為に携帯電話へは0088を使うなど、社員が意識して行動できる
内容を決める
7、毎月経費が確定したら結果を検証し、次月の目標設定する
→実際、電話代がいくらになっているのか確認し、来月の目標額を決定し
、その為のアイデアを出し合い、実行する
8、毎月、このように繰り返していきます。
大事なのは社員が意識できるような風土をつくることです。
壁に張り紙を貼ったり、毎日のように社員に協力依頼を伝えたり、結果を
社員に発表したりするのも効果的です。
もうひとつはゲーム感覚です。
やらされていると思うとどうしても、嫌になるものです。
楽しみながらやるための工夫をすることです。
『こんなのはやるだけ意味がない』、
『社員を監視するような真似はしたくない』
そう思うかもしれません。
でも、これは全社的に取り組めば効果絶大ですよ。
年間数十万から百万単位で削減できるはずです。
ひとつひとつは、数十円、数百円の削減ですが、その都度、あるいは毎月と繰り
返し負担する費用ばかりですから、やればやるほど効果は倍増します。
もし、このチームのリーダーにあなたがなったとしたら、あなたは社員を
動かせなければ結果は出ません。
サラリーマンとしてそれなりの年収を稼ぐためには人を動かせることが
条件となります。
しかし、人を動かすことほど難しいものはないのも事実です。
あなたは固定費を削減のリーダーをやることができれば、経費を下げる
実績をつくることができるし、人を動かす練習をすることもできるのです。
これほど、あなたのためになることはきっとありません。
仮に固定費を削減することができれば、あなたは転職するときに
職務経歴書に
『私は固定費削減のリーダーとして年間100万円削減した』
ということを書くことができます。これはかなりポイント高いですよ。
あなたはそういうことをやれる人間だと伝えることができるのです。
私はサラリーマンとして仕事をするということは、職務経歴書に
書ける実績をどれだけつくれるかだと思います。
やれることではなく、できることをつくるのです。
これが多い人はいくらでも転職できるのです。
はっきり言って就職活動に苦労することはないはずです。
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■コスト削減で年収をあげるには
さて、前回からお伝えしたコスト削減法ですがコスト削減は会社に
利益を創出しているわけですから、あなたは対価としてもらうべき
資格があります。
例えば営業であれば、稼いだ売上、利益額に対してインセンティブ
をもらっています。
営業は売上をあげることが仕事ですから、稼いだ分はもらって当た
り前です。
でも、あなたは給与分以上の仕事はした上に、会社のために成果を
つくったのですから、もらって当然なんです。
しかし、ほとんどの人は
『そういうことをするのは嫌がられるんじゃないか?』
『逆に上司に怒られたらどうしよう?』
と思うかもしれません。
でも、考えてみてください。
あなたは会社から給与としてもらっていますが、その分を仕事をする
ことで返しているからこそ、成り立っています。
つまり、会社はあなたの作り出す成果に給料を払っているのです。
関係は50対50です。
【会社に雇ってもらっている】という考えがそもそも間違っているの
です。
感謝することは大事ですが、依存してはなりません。
だって、会社は別にあなたに何もしてあげないのです。
あなたが会社にしてあげることでしか、あなたの給与は上がりません。
ですから、自分は会社のためにこういうことをやったから認めてください
というのは別に悪いことではないのです。
逆に、あなたの会社の社長は
【頼もしい奴だな】と【ありがとう】と思うはずです。
仮にそう思わない社長なら、今すぐ辞めたほうがいいと思います。
あなたのつくった成果を評価してくれないなら評価してもらえる会社に
いったほうがいいですからね!
でも、こういうのはダメですよ!
・一生懸命仕事をした
・みんなのために頑張った
このようなあなたがやったことに対しては評価できません。
あくまでもあなたが作り出した成果、結果です。
この価値が高ければ高いほど、あなたがした仕事は評価仕事となります。
ここで言う価値とは、
【利益、時間】です。
それは、会社は限られた時間の中で利益をつくるものだからです。
時間分の利益が高い方が会社は価値があるのです。
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□固定費削減は実績もつくれるし人を動かす練習ができる仕事です□
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■編集後記
先週、2日間11時間の会社自動化システムセミナーが終わりました。
ライム先生によると、5月は私の人生を左右する月になるそうで、
そのセミナーがあるなら、後悔しないようにできる限りのことを
やった方がいいと言われました。
私自身2日間のセミナーは今まで一番長いこともあり、相当な準備
をしてきました。
正直、開催することを決意した時点では、何を話そうか、どうやっ
てやろうか全くない状態でした。
よし、よろうと決断してから、いつやるのか決めて場所も押さえて
ホームページで告知して、集客してから内容を作ったのです。
内容を決めてからやろうと思うと、どうしても延び延びになります。
場所も押さえ、受講者もいるわけですから、やるしかないのです。
自分が逃げられない状況をつくることが大事ですよね!
もちろん、内容自体には自信はあったのですが、終わってみて改め
て思いました。
『ひょっとしたら自分は天才かもしれない(笑)』
結局、またそれかよっ!
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★ご意見、ご質問、仕事の依頼、取材など、どんな些細なことで
もいいのでメールください、必ずお返事書きます。
また取り上げて欲しい話題、ご質問もお待ちしております。
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